テレビを見ていると様々なコマーシャルが流れています。広告主は相当な金額を払ってコマーシャルを流しているのですが、それなりの売上が期待できるからやれることなのです。飲料、家電、保険、自動車などのいろいろな企業がテレビコマーシャルのスポンサーとして大々的に宣伝を流していますが、その中に引越し専門の企業も名乗りを上げているのです。

テレビコマーシャルを流せるということはそれなりの売上が期待でき、高額なコマーシャル料をペイできるということです。そこでちょっと引越しの件数を調べてみました。結論として正確な数ははっきりとはわかりませんが、政府総務省の住民基本台帳の移動者数から推計すると、年間に500万〜600万人ほどが引越しをしているようです。これはなんと人口の4％〜5％程度の人が年間に引越しをしているということです。

引越しする人たちのグループは単身者から家族まで様々だと思いますが、平均2人で引越しするとすれば250万〜300万件ほどの引越し数が見込まれるのではないでしょうか。少なく見積もっても、引越し件数は年間200万件ほどあるのでしょう。例えば1回の引越しで支払われる金額が平均10万円だとしたら、一般引越し市場規模は2000億円ぐらいということになります。

「なるほど。こんなに市場規模が大きいのであればみんな参入したくなるかもね」と思ってしまうほど、想像以上に引越しは多いということです。年齢層では20〜40歳ぐらいまでが圧倒的に多いことでしょう。