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単身者の住まい

「単身者」のイメージは“下宿”といったところでしょうか。昭和のテレビ番組や映画では4畳半・風呂なし共同トイレなどという、現代では想像もつかないような陳腐な住まいが描かれています。このような風景はケーブルテレビでやっている昔の番組の再放送でしかお目にかかれなくなってしまっています。

 

私も学生のころに単身者として生活したことがありますが、その頃のアパートは1DK(6畳一間+ダイニング&キッチン)もしくは1Kというのが一般的でした。そしてアパートも最近のように新しい建物などあまりなく、古めかしいものが多かったような気がします。わたしが単身のころは市場の部屋供給数よりも需要のほうが多かったので、ほとんどの大家さんはサービス精神がなかったのでしょう。

 

今どきの単身者の住まいはどんな感じなのでしょう?駅前の不動産屋さんで見る限り、人気がありそうなのはスチューディオタイプの1Kにちょっとしゃれたところならロフトがついている感じでしょうか。「ケーブルテレビ&インターネット接続済み」などという見出しもあります。また「敷金1カ月礼金なし」などというところも多いようです。

 

時代が変わりアパートマンション経営者が増え、部屋供給数が過多になっているようです。したがって大家さんも競争意識があるようで、より魅力のある部屋の創出に苦慮しているようです。「結構いい部屋じゃん」と思うようなアパートでも借り手がいないところもあるようです。恐らく景気も関係あるのでしょう。

 

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