引越しの代金をできる限りやすくしたいのであれば、「どこを削ればよいか？」という問題に対処していかなければならないでしょう。引越しの業務で不可欠なものといえばトラック、作業員、梱包材、台車などが思い浮かびます。この中でトラックと台車は一度買っておけば引越し会社としては何回でも使い回しができます。あとは移動する距離によってどれほどの燃料代と有料道路代がかかるか？ということぐらいでしょう。

梱包材というのは大量に購入する約束をしておけば、仕入れの段階でかなり融通をきかせてくれることかと思います。したがって梱包材ひとつの値段は私たち一般人がお店から買うよりもより安い値段で仕入れることができることでしょう。あとは作業員の費用によって引越しの代金全体が大きく変わってくるのだと思います。

そうなのです。「引越し費用＝人件費」といっても過言ではありません。人件費をひとり１万円だとしたら、2人雇えば2万円です。3人雇えば3万円です。そして競争を勝ち抜くために、今ではこの費用を5千円ぐらいまで落としているのでしょう。この試算であれば1人のドライバー兼作業員で「8千円程度」という激安引越し費用も納得できます。

あとは1日に3件ぐらいの引越しをこなすことによって利益を得ることができるのではないでしょうか。そうするとできる限りたくさんの仕事が必要ということで宣伝文句も大事です。インターネットの契約をすれば100円〜といったインパクトのある謳い文句が必要になるということです。