新居に荷物を運びこめば、ここまでできれば正直いって他人が介入する余地はあまりないでしょう。ドライバー兼作業員は仕事完了ということになります。激安引越し業者の作業は荷物を積んで、トラックで移動して、荷物を降ろすだけのことなのです。それ以外の細かいことは「自分でやってください」という内容なのです。ですから激安ということなのでしょう。

しかし「トラックで移動する」ということは、なかなか素人にできることではありません。そもそもトラックなんて一般の人は持っていませんからね。ですから実に貴重な業者さんということなのです。爪を長くせず「自分でできることは自分でやってね」というサービスは若い単身者にはうってつけでしょう。「体力はあるけどお金はない」という世代ですからね。

金銭的なことや仕事内容から、この激安引越しサービスは理にかなっています。ですから若い世代には人気があるかと思います。私も20代であれば迷わずこうした業者さんを選択していたでしょう。残念ながら昔はこうしたサービスがなかったので、同じような引越し内容でも3万円ぐらい取られていました。時代背景でこうも違ってくるとは思っていませんでした。

とにかく引越し業者さんが帰られたら、次にやることは梱包を解いていくことです。もし次の日に仕事があるのであれば、無理せずゆっくりと開いていけばいいのではないでしょうか。新しい寝床さえ確保できれば、時間をかけて新しい部屋を作っていくのも楽しいものです。