蜂の子が持つ栄養成分にはどのようなものがあるのか

蜂の子の栄養成分

蜂の子には豊富な栄養素が含まれています。そこには人間の生存に欠かせない炭水化物やタンパク質、脂質だけではなく、多くの種類のビタミンやミネラル、アミノ酸や脂肪酸もあり、蜂の子が滋養食品として扱われている理由となっています。
では、蜂の子に含まれる栄養素には、果たしてどのような成分があるのでしょうか。早速見ていきましょう。

主要栄養素

まずは蜂の子の栄養素のうち、「主要栄養素」と呼ばれるものを説明します。主要栄養素は炭水化物とタンパク質、脂質を指し、文字通り人間の生命活動で主に使用される栄養素です。
蜂の子100gあたりに水分は76.8g、炭水化物は8g、タンパク質は9.40gで脂質は4.70g含まれています。蜂の子は貴重なタンパク源として食べられてきただけあり、水分を除くと「三大栄養素」の中で最も含有量が多いです。

ビタミン

次にビタミン類です。蜂の子のビタミン含有量は以下の通りです。

表1:蜂の子100gあたりのビタミン類含有量
栄養成分 100gあたりの含有量
ビタミンC 3.80mg
ナイアシン 3.67mg
パントテン酸 1.19mg
ピリドキシン 0.12mg
ビオチン 0.02mg
コリン※ 168.4mg
ビタミンB1 0.41mg
ビタミンB2 0.91mg

※厳密に言うと、コリンは「ビタミン様物質」というビタミンと似た働きをする成分です。

特にビタミンB群は炭水化物、脂質、タンパク質と相互に助け合う関係にあり、蜂の子の栄養バランスが良いことが分かります。また、コリンは脂肪の燃焼を手伝い、動脈硬化の予防や高血圧の予防と改善、記憶の補助に役立ってくれます。

ミネラル

蜂の子のミネラル成分は以下の通りです。

表2:蜂の子100gあたりのミネラル含有量
栄養成分 100gあたりの含有量
カリウム 269mg
リン 179mg
マグネシウム 21.1mg
カルシウム 13.8mg
ナトリウム 12.8mg
0.4mg
鉄分 1.29mg
亜鉛 1.60mg

ミネラル成分は人間の体の機能を調節し、体組織を作る原料にもなります。人体にとって有益だと言える量ではありませんが、ビタミンDと合わせることで骨を丈夫にするカルシウムも含有されています。他にも、貧血や疲労に効果のある鉄分、筋肉合成や難聴の予防に効果があると研究されているマグネシウムなどがバランス良く含まれていることが分かります。

アミノ酸

蜂の子には多くの種類のアミノ酸が含まれています。アミノ酸は筋肉や内蔵などのタンパク質を構成する材料となっており、人間にとって欠かせない成分です。そのアミノ酸には9種の必須アミノ酸と非必須アミノ酸があるのですが、蜂の子はその両方をバランス良く摂ることができます。

表3:蜂の子100gあたりの必須アミノ酸含有量
栄養成分 100gあたりの含有量
ロイシン 0.66g
リジン 0.58g
バリン 0.49g
イソロイシン 0.43g
フェニルアラニン 0.33mg
トレオニン 0.31mg
ヒスチジン 0.22mg
メチオニン 0.20mg
トリプトファン 0.09g

必須アミノ酸

蜂の子に含まれる必須アミノ酸は、9種類すべてが含まれています。
これらは人間の体内で生成することのできないアミノ酸で、食品から補う必要のあるものです。それは蜂の子が良質な栄養源としての食品だと言える理由の一つでもあります。
フェニルアラニンは気分を落ち着かせる効果があり、トリプトファンは「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンの材料となっていて、自律神経の調節にも役立ってくれます。バリンやロイシン、イソロイシン、メチオニンには肝機能を向上させる働きがあります。

非必須アミノ酸

表4:蜂の子100gあたりの非必須アミノ酸含有量
栄養成分 100gあたりの含有量
タウリン 0.031g
グルタミン酸 1.29g
アスパラギン酸 0.76g
プロリン 0.57g
アラニン 0.45g
グリシン 0.41g
チロシン 0.41g
アルギニン 0.40g
セリン 0.33g
シスチン 0.20g

アミノ酸はそれぞれ、筋肉や内臓などのタンパク質を形成する材料となり、素肌の新陳代謝を促して美肌にも効果を発揮します。また、アミノ酸には乳酸と同じく筋肉の疲労を抑える効果があり、その中でも特にバリン、ロイシン、イソロイシンの必須アミノ酸は「BCAA」と呼ばれていて筋肉の疲労を予防し、回復する効果があると言われています。

脂肪酸

表5:蜂の子100gあたりの脂肪酸含有量
栄養成分 100gあたりの含有量
オレイン酸 1.62g
パルミチン酸 1.47g
ラウリン酸 0.02g
パルミトレイン酸 0.02g
ステアリン酸 0.43g
ミリスチン酸 0.12g
リノレン酸 0.04g
リノール酸 0.03g

オレイン酸は善玉コレステロール値を下げずに、悪玉コレステロール値を下げる効果があります。
蜂の子の脂肪酸はそれぞれがバランス良い値となっています。

蜂の子の栄養素はどんな効果をもたらすのか

では、ここまで見てきたところで蜂の子に含まれている栄養素は、人体にどのような効果をもたらすのでしょうか。

ビタミン

まずビタミンですが、これらは体の不調を整える効果があり、免疫力も上昇させることができます。つまり空気感染によって引き起こされる症状になるリスクが減る可能性があります。

アミノ酸

また、アミノ酸は細胞の新陳代謝を促すため老化防止にも役立ちます。肌の張りをもたらす「コラーゲン」はアミノ酸が集まってできており、髪の毛の潤いを保つキューティクルの保湿成分もアミノ酸であるため、美容効果もあります。
他にもアミノ酸には筋肉や臓器だけではなくホルモンの材料にもなります。

ミネラル

そしてミネラルでは骨を丈夫にする効果のあるカルシウムや貧血や疲労に効く鉄分があり、亜鉛はアミノ酸と関係して筋肉の合成を促す作用もあって、筋肉維持にも役立ちます。

蜂の子の高い栄養価をしっかりと活かそう

このように蜂の子は、様々な栄養素が含まれた良質な食品だと言えます。しかしその栄養素がどのような効果をもたらすのかを知っていないと、何に対して有効なのかが分からないままで終わります。特定の問題を解決したいという方にとっては、栄養素がどこに作用してどのような効果があるかを知っておくのが適切です。そのほうが回復していく実感も出てくるのではないでしょうか。
ここで蜂の子に含まれている栄養価を知ったあとは、その栄養素が具体的にどんな働きをするのか、調べてみるのもおすすめできます。この記事の情報だけを鵜呑みにすることなく判断を下し、ご自分の日々の健康に蜂の子を役立ててみませんか。

出典
蜂の子の栄養成分
https://www.z-valley.com/clusters/transport/
蜂の子にはどんな栄養素が含まれているの?
http://osis.crap.jp/02.html
蜂の子とはどんなものか?まとめ
http://www.belarus-online.com/penpals/